焚き火やろうろくの炎を、ただボーッと見つめるだけで癒しを得られます。
呼吸法や姿勢を意識する必要はありません。ただただ、ゆらぐ炎を見つめるだけ。誰でもできるお気楽リラックス方法です。
火の始末だけは気をつけてくださいね。
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ソロキャンパーは焚き火で癒される
「モノ」より「コト」の時代と言われていますが、その2つを両立させているのが昨今のアウトドアブームじゃないでしょうか。
アウトドアグッズは、コンパクトで機能的でかわいいものも多くて、ショップで見るだけでも夢が広がります。
キャンプグッズを揃える「モノ」の所有と、自然の中でみんなで楽しい体験を共有する「コト」が両方得られる、今どきの娯楽の王道です。
仲のいい人たちと楽しむキャンプやBBQは楽しいけれど、もてなしに疲れちゃうアウトドア好きさんの間で、キャンプを週末一人で楽しむソロキャンパーさんが増殖しているんだそう。
一人キャンプで何をするかというと、チェアに座って焚き火の炎をじーっと眺めているそうです。
もちろん景色を楽しんだり、写真を撮ったり、湧水でコーヒーを入れたり、他の楽しみもありますが。
自然の音に耳を澄ませつつ、パチパチという焚き火の音も楽しむ。
またお気に入りの曲を静かに流すのを楽しむって人もいるようです。
自然の中に身を置くことだけでもストレス解消に役立ちますけど、さらに炎を見つめることで癒しを深めていけるので、極上の一人時間を過ごすことができますね。
癒されるのは、1/fゆらぎ効果があるから
心地のいい音楽や声には、1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)の周波数があるというのは広く知られています。
炎を眺めて癒されるのも、1/fゆらぎ効果の1つです。
音だけではなく、人体の心拍間隔をはじめ、炎のゆれ方、小川のせせらぐ音など、自然界にあるさまざまなものに、1/fゆらぎが存在しています。
生体リズムも1/fゆらぎで、自然界にある1/fゆらぎを感じると共鳴がおこり、それが自律神経を整えたり、精神を安定させることがわかっています。
また炎の明かりは、2000ケルビンの暖色。この明るさと色も、ココロを落ち着かせ、眠りに誘ってくれます。
1/fゆらぎの心地いい刺激と共鳴は、ストレスによる思考の悪循環を断ち切るきっかけになるとも言われています。
毎日人工音や人工光に囲まれ、人間関係にココロがすり減ってしまうストレス生活を続けていると、精神疾患ばかりでなくさまざまな病気を引き起こす危険性が高まります。
貪欲なまでに癒しを求め、ストレスをリセットすることが、今を生きる人には必要なんだと思います。
焚き火もいいけど、キャンドルの炎もね
焚き火の癒し効果が高いのはわかりますが、屋内ではできません。
薪ストーブや暖炉があるならともかく、日本の一般的な住宅ではハードルが高すぎます。
そんな時にはキャンドルの炎です。
キャンドルの炎にも1/fゆらぎがあります。部屋の中で、できるだけ多くの電化製品のスイッチをOFFにして(理想はブレーカーを落として)、キャンドルの灯だけで過ごす時間を作りましょう。
ゆらぐ炎の動きをただただ見つめ、何も思い浮かべずに頭の中をリセットしましょう。
キャンドルなら、100均やコンビニで売ってるものでも、セレクトショップで売ってるお高いものでも、炎のゆらぎは同じです。
値段が高いキャンドルは、原材料に蜜蝋などのナチュラル素材が使われ、アロマ成分も天然です。
癒し効果は、視覚だけでなく臭覚からも多く得られます。
炎を見る目からの刺激に加えて、アロマによる心地のいい香りがあると、癒し効果はさらに高まります。
アロマの種類によって効果はいろいろありますが、まずは自分が心地よく感じる香りを選ぶことがポイントです。
気持ちを落ち着かせる代表的なアロマは、ラベンダー、ローズ、カモミール、イランイランなどですが、どれがいいかは自分の好みで(妊娠中の方は禁忌とされるアロマがあるのでご注意ください)。
おすすめ:高品質なヤンキーキャンドルとカメヤマローソク
部屋のおしゃれなインテリアにもなる高級なポットキャンドルって、どれくらいの価格か、パッと頭に思い浮かべることができますか?
価格差はあるものの、6,000〜9,000円ぐらいでしょうか。
大抵大きさもあるので、長時間炎を灯すことができますが、プレゼントとしてもらうならともかく、手軽に使うにはなかなか手を出せません。飾っておくのではなく、使うことが前提のお話ですから。
ネットで調べるといろいろ出てきて、何を選べばいいか迷ってしまいますよね。
そんな人におすすめなのが、アメリカで圧倒的なシェアを誇り、品質もそこそこ高いヤンキーキャンドルです。
自宅用にもギフトにも使いやすいヤンキーキャンドル
ヤンキーキャンドルは、サイズや形状、香りが豊富。自宅用からギフト用途まで、使って安心のアイテムです。
アロマオイルの使用量は、一般的なアロマキャンドルの3倍。香りの密度が違います。
アロマの種類も豊富で、植物や花のほか、洗いたてのシーツの香り「クリーンコットン」のようなものもあります。
お気に入りの香りがある人なら、その香りの小さいキャンドルを1個買ってみて、使って納得できたなら、大きなサイズやまとめ買いするといいでしょう。
いろんな種類の香りを試すことができる、サイズがコンパクトでお手頃価格「サンプラー」シリーズが人気です。
癒し効果で迷ったら、とりあえずラベンダーを試してみるのが無難です。
女性ならローズもお試しの候補です。
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こだわるならカメヤマローソク
日本メーカー・カメヤマローソクのキャンドルは、炎のゆらぎが美しく、燃焼効率の高さで有名です。
伝統的な和ろうそくや上質なティーライト、環境配慮製品を求める人には、こちらがおすすめ。
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1日の終わり、寝る前の数十分間。ゆらゆら炎を眺める自分リセット時間を作りましょう。
そうそう、リラックス効果をさらに高める、お風呂に浮かべるフローティングキャンドルもありますよ!
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火を使わずに炎の癒し効果を得たい人へ
焚き火もキャンドルの炎も、火を扱います。きちんと消火するよう気をつけて使うことが大前提。
気分が落ち込みすぎて、火の管理に自信がない時もあるかと思います。
そういう場合でも、擬似的に炎を感じることができる方法があります。
LEDキャンドルライト
本物の炎のようなゆらぎをもったLEDキャンドルライトが発売されています。
火を使わないので、小さなお子さんやペットのいるお部屋でも安心して使うことができます。防水仕様のものもありますよ。
電池式/充電式で持ち運べるので、ちょっとしたパーティーやテーブルのデコレーションにも使えますね。ギフトにもおすすめです。
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ウチのベッドサイドにも置いてます。
すぐ近くで見れば作り物とわかりますが、安いものでもちょっと離れてみると、本物のキャンドルに炎が灯っているように思えます。高価なものは、もちろん本物そっくりのゆらぎです。
YouTubeで炎動画を観る
最後に紹介するのは、焚き火をただ映しただけの動画。
カフェBGMの動画のように、流しっぱなしにして雰囲気を味わう動画です。
本物のゆらめく炎だと、周囲の空気までをゆらめかせ、静かな風を発生させるのですが、さすがに動画ではそこまで再現できません。
それでも視覚からの炎のゆらぎを疑似体験することはできます。ありがたい世の中となりました。