うつレポ

メンクリでの診察、納得いってますか?

メンクリでの診察、納得してますか?

2016年はじめてうつ病と診断された時の主治医は、病気に関する知識がまったくなかった私の不安に、ほぼ適切なアドバイスをしてくれていたと思います。
しかし何度かの再発と主治医の変更が繰り返され、ここ数年は、いわゆる3分診療パターンが続いていました。

医師 「先月からの様子はどうですか?」
「調子の悪い日もありますが、なんとか会社には行けています。」
医師 「調子の悪い時はどんな状態ですか?」
「体がだるく動けなくなる感じです。気力が抜けきったような感じです。」
医師 「いつもの症状ですね。数日続きますか?でなければだいたい安定されているということですね。」
医師 「では先月と同じ薬を出しておきます。」

サッと切り上げて、先月と同じ薬を出すことに話の流れを持っていこうとする圧を感じます。

3分診療についてツイートしたところ、同じような方もけっこういて、これはメンクリ問題の一角なんだなと思いました。
長年通院患者であっても、うつの薬を毎日服用して、うつの波があることに苦しんでいるのです。
短い診療時間であっても、もうちょっとなんとかならないかなと思って、記事を書きました。

診察料は同じでも医師によって充実度が違う

通っている精神科・心療内科の専門病院の院長先生は、とても親身になって話を聞いてくれます。
調子がよい時期が続いた時には、減薬についての相談もできました。結果、ピーク時の1/3まで薬の量を減らすことに成功した時期もあったのです。

しかし院長先生の診察時間内は患者が集中し、初診の方もたいていまわされるため、待ち時間が長くなります。通院のために会社は午前半休か、夕方早めに帰る方法をとっていたため、時間優先で「院長先生以外でもいいです」ということが続いてしまいました。

この先生で大丈夫かな〜と思う高齢な医師。
相談するというよりも、自分でその時の状態に応じて、薬の量を増減してもらうようなお願いをしていました。薬を出してもらうための通過儀礼だと開き直っていたのです。

幸い新しい先生が加わり、昨年末からその医師に診てもらうようになりました。
あたりがとてもフレンドリーで、短い時間ながら、なにかしら尋ねたいことを聞けるようになりました。

会社の査定で、うつではないのではないか?と言われたんですが…

  • 素人の判断ではなく、医師としてうつ病と診断しています。
  • 意欲の減退がずっと続いているんですよね。でも仕事はできてる。
    体調悪い時、自宅での仕事も認めてもらえているんですよね。
    ーーええ、勝手にそうさせてもらっていて、会社はいい目では見ていないのですが…
    苦笑(沈黙)

冬が近づいてどんどん気力がなくなって、またうつ状態が悪化するのではと不安です…

  • カルテを読むと毎年この時期になると調子が悪くなるようですね。
  • 冬眠体質なのかもしれません。これは勝手に私が名付けたものですが。
    人も農業を営んでいた時は、冬の間はこもってじっと春が来るのを待っていたものです。そのDNAを持っているのでは?(笑)

希死念慮もあったのですが、尻に火がついたように仕事に追われて無理をしたら吹っ飛びました。

  • 重度の方は、無理をしようとしても、そもそもそれができません。
  • 無理ができるのは、その後でボロボロに疲れ切ってしまいますが、自分でコントロールできる人なんです。
  • 無理が続かないようにコントロールしていってください。

悩みに対するズバリの回答ではないのですが、励ましのような返答をもらえるようになりました。

自分で自分をコントロールする術を学べ

新しい医師との簡単な会話から、自分は手がかからない患者グループに分類されていたので、3分診療に回されていたんだなというのもわかってきました。

自分で自分をコントロールしましょう。
それができなくなってしまうのがうつの状態で、辛くなって自責の念に取り憑かれてしまうのです。
でもそのループから自分でコントールする術を学び、うつとともに生きる覚悟を持て、と言われているんだって、ぼんやりとわかってきました。

同じ薬が出されるのは、それで症状が改善されたという実績があるから。この組み合わせで間違ってはいない根拠から同じ薬になっている。ただし、また安定してきたら、減らしていくことも考えていこうと。

とはいっても、うつの症状は、再発するたび前回より重くなり、加齢による能力の低下も加わって、シンドくなるばかりです。
これ以上よくなっていくには、今までとは違うことをやっていく必要があると思うのです。そのための意欲がいまはないのです。

お金と時間があれば、先日NHKの「クローズアップ現代+」で紹介していた、TMS治療を受けてみたいです!!(ドーン)

精神科の医師に望むこと

精神科・心療内科の医師は、患者が伝える症状からだけでしか患者の状態を理解できません。
脳の異常などをテストできる環境であれば別ですが、基本は患者さんの様子と言葉だけが頼りです。
診断は難しいと思います。診断基準や病名もどんどん変更されていきますから。
精神の病はうつ病だけではありませんし、手のつけられないような状態の人や、暴言・危害を与えて来るような人もいるでしょう。
結局、今現れている症状に対する薬を出すことと、その薬があっているかどうか経過の観察しかできないこともわかります。セラピストとは違うということも。

診療時間内で、外来患者をさばききるには、1人にかけられる時間も限られているのでしょう。
当然、初診の方には厚く、リピーターの方にはその分短くなってしまうのは仕方ないのだと思います。

それでも患者にとっては、医師は頼りの綱です。
数週間に一度、1ヶ月に一度でも、自分の状態をジャッジしてくれる、かけがえのない存在です。
患者の「あれも聞こうこれも聞こう」に一つ一つ応えていく時間はないかもしれません。
たとえ症状が変わりなくとも、先月と同じ薬でよしの場合でも、なにか患者の日々を励ますような一言をもらえないでしょうか。

あと診察前に、この1ヶ月の出来事や、相談したいことについての問診票を患者が記入し、医師からみて気になる部分に対してのみ、コメントをくれるというのもいいかと思います。
医師と対面すると、言いたいことがうまく言えなかったり、実際よりもよく言ってしまう癖のある方がいますからね。
貴重なセッションの時間を何に対して消費するか、より有意義になれればと望んでいます。

医師はサービス業じゃないから!って言われるかもしれませんね。
でも心を扱っているお医者様でしょ?
どうすれば患者さんが安心できるか、テクニックを使ってください!
よろしくお願いします。

ABOUT ME
二ゴ
うつ病になったのは10年前。それから復職、再発の休職を繰り返し、気づけばもう50代。元の自分に戻るのではなく、別の新しい自分にならなきゃともがいて生きてる最中ですけど、同じようにシンドイ思いをして生きてる人にむけて、少しでも励みになりたいとブログを始めました。